コラム

医療保険制度2

2017.4.28 医療
  • 心理カウンセラー
  • こころ検定(R)

 

 

医療保険とは、全ての国民が等しく一定の医療を受けることができるように保証することを目的としています。

医療保険は、国が行う行政の一つであり、社会保障制度の一つでもあります。
保険料は各制度によって異なりますが、各個人が納める保険料の他に、国、市町村、事業主がそれぞれの制度にしたがって保険料を負担します。

医療保険の保険料を納める方法は、

 

  1. 給料から天引きする場合
  2. 加入者が個人で納める場合

 

の2通りがあります。

 

保険料を納める立場でもいくつかの種類に分類されます。

 

  1. 保険者とは、法律で定めている医療保険の運営団体のことです。
    ※保険料を支払う側ではなく、納める側です。
    例えば、社会保険の場合、会社の従業員が300人以上(行政指導により700人以上)で従業員の1/2以上の同意があり、所定の手続きを経て厚生労働大臣の許可を得れば、健康保険組合を設立して自ら保険者になることができ、自社の名称を冠することもできます。
    保険者は保険料を集め、被保険者証(保険証)を発行し、給付を行います。
  2. 被保険者とは、保険者に対して保険料を支払っている人、すなわち本人をいいます。これを単に本人と呼びます。被保険者は保険者に保険料を納め、被保険者証(保険証)を受け取り、保険給付を受けます。
  3. 被扶養者とは、被保険者に家族として扶養されている人をいいます。これを家族と呼びます。

 

 

★医療保険制度1の記事はこちら

 

 

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはTERADA医療福祉カレッジ編集部

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