コラム

~和食の基本は一汁三菜~

2017.3.17 その他
  • メンタルケアカウンセラー(R)
  • 心理カウンセラー

 

 

和食はスーパーフードだと以前に言いましたが、ただ、和食を食べれば良いというわけではありません。
★前回の和食に関する記事はこちら

 

昔から食事は「主食」と「一汁三菜」と言われています。
主食としてごはんやパン、麺類から1品で玄米や雑穀米等を取り入れるのも良いと思います。
次に主菜は魚、大豆、お肉、卵から1品を五法と呼ばれる調理法で調理する。
その五法とは、次の5つです。

  1. 切る(生)「例:シメサバ」
  2. 煮る「例:サバ味噌」
  3. 焼く「例:塩サバ焼」
  4. 揚げる「例:サバから揚げ」
  5. 蒸す「サバの酒蒸し」

の調理で味や食感をつけます。

副菜は野菜やきのこ、海藻等のおかずです。
後は汁物として味噌汁等です。ただし、塩分を控えることが大切です。
この食事の採り方によって栄養バランスが良く、一つ一つのメニューを変えることでバランスを崩さず食事がとれます。
ここで食材等の知恵として、主食は白米を毎日ではなく何回かを玄米に変えることで栄養バランスが良くなります。

 

例えば、1日3食のうち、1食を玄米にする。お米の三分の一を玄米に等。
玄米は食物繊維が豊富で噛みごたえもあることから、少量で満腹感を味わえます。
食べる順番として副菜を先に食べることをお勧めします。

カロリー量や糖質が多い主菜からではなく、食べすぎや糖質吸収を抑えるために低カロリーで食物繊維の多い青野菜から食べることです。
汁物は味噌などの発酵食品と一緒に様々な具材を食すことが出来ます。

このように和食は材料や調理法だけではなく、食事の採り方も大切でその結果、健康に良くスーパーフードと言われる所以です。

 

 

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはTERADA医療福祉カレッジ編集部

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