福祉

2017/2/28

福祉の理・美容師

美容師と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。
若い人たちは有名な美容室やカリスマ美容師にヘアカットをしてもらうために予約を取り、美容室のブランド聖地まで通い高い料金を支払って
流行の髪型にしてもらうなんてきらびやかなイメージを持つ人も少なくないでしょう。
今までは若い人たちの流行を作り上げるクリエイター的な存在でもあります。
それももう、一昔前のお話です。
日本では今や高齢社会に突入し少子化によって若年層の必たちの人口が減り、好景気から不景気となり高い値段の美容室に通う若い人たちがどこまでいるのでしょう。
美容師や美容室のお話ですが、同じ整髪をするプロとして理容室、理容師もいます。
この理容室、理容師は美容室、美容師達が活躍している時代よりも前に急激に人数が減っています。
そう、床屋さんと呼ばれる理容室に男性の若い人たちが通わなくなり、美容室へ通うようになったからです。
理容師も以前から客離れと社会の理容師の必要性が薄れて年々、職を離れている人たちが多いようです。
それが美容師にも。
重ねて言いますが若い人たちが減っていることが要因なのです。
また、高齢社会で高齢者の割合が増え美容室や理容室まで通うことが困難になってきた人の割合も増えてきています。
高齢者がどんどん増えているので需要があるものの、求められる美容や理容の質が変わってきています。
これからは美容室も理容室もお客さんを待っている時代は終わりを迎えるのです。
例えば歳をとり足腰が不自由になってくれば通うことも難しくなり、出張を希望する方々が確実に増えてきます。
そう、蜘蛛の巣営業からミツバチ営業になるのです。
蜘蛛の巣でお客を待つのではなく、ミツバチのように花から花へ飛んでいくようにお客の家や入院している病院、老人施設まで出張するのです。
このようになってくるとサービス業から福祉の分野へ美容師や理容師が入っていくことになります。
もう美容師も理容師も介護士のように福祉の分野の美容、理容のプロフェッショナル化が必要になります。
十数年前から福祉美容師や理容師という言葉も誕生し、今後福祉の世界に従事する美容師、理容師が社会の中で活躍するのも近い将来で出てくることでしょう。
既に資格も出ており、(特非)医療福祉情報実務能力協会では「認定福祉理容介護師」「認定福祉美容介護師」と資格化され有資格者が活躍しています。
この資格は理容、美容の技能に介護の知識や技能、医療知識、メンタルヘルス等の複数の知識、技能を兼ね備えている福祉美容・理容のプロフェッショナルです。
新しい福祉で活躍する人材がこれからどんどん増えていくことでしょう。

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